■システム概要
- 親機が子機と測距中は、他の親機はその子機と測距不可となります。子機をスクリーニング(※1)する優先度処理と各親機間の厳密なタイミング制御により、複数台の同時測距を可能にしています。
- タイミング制御には「タイムスライス測距」「同期測距」「非同期測距」の方式があり、測距する目的や環境により選択します。
- 標準測距時間 1秒(運用条件や環境により変化します)
- 測距精度1cm(機器の所持形態や電波障害物、機器の方向等により誤差がでる場合があります)
- UWBモジュール単体での測距可能距離40m(保証値ではありません)
- 機器(子機、親機)のサイズは、45x90x12mm(電源を除く)になります。
- 子機や親機はUSB給電で、ACアダプタやモバイルバッテリで駆動可能です。
- 制御対象の動作状態を加速度センサーで検知して、制御(有効/無効切替)を行うことも可能です。
※1 スクリーニング処理には、100m以上の通信が可能なIEEE802.15.4規格の無線通信を使用しています。
※2 すべての親機が近傍にある場合は、管理装置不要のシステム構成も可能です。